2014年3月30日日曜日

マラソン大会のキャンセル考

私が検索した限り、ほとんどの大会では規約に「申し込み後の種別変更、返金等は一切受け付けません」と記載されている。
それに疑問を呈する人もわずかにいたが、そんな意見はことごとく「ゴネる方が間違っている」と叩かれている。
なるほど、今の日本では世間の常識にちょっとでも???と異を唱えれば先ず間違いなく非国民扱いを受けることは判った。
その上で敢えて愚痴を言う。

もちろんマラソン大会を催すに当たっては、大会当日よりその準備に費用が掛かるのは承知している。
それにマラソン大会は商売ではない、というかほとんどの大会は主催者側の赤字だろう。
事務局の運営もボランティアや役所の職員が片手間でやっているので、正直なところ返金に応じるだけの事務局の余裕がないとも想像できる。
故に「自己都合のキャンセルは勘弁して欲しい」という切実な訴えならば私はとても納得できる。
しかし前述したように、「こんな素敵な大会を催して貰っている方々に対して、よくもそんな不謹慎なことが言えるでございますワ!?」とか、「お前にはスポーツマンシップないのか!?」みたいな感じで第三者から非難されるのだけはまっぴら御免である。
そもそも私はアスリートでも道徳的でもない、ただのケチで腹黒い厭世人である。

えにぃうぇい…

ここまで言わせて貰ったのだから、ついでに言わせて貰う。

人気のマラソン大会ともなると大会の半年前に参加料を払わなければならない場合さえある。
半年も経てば会社の所属が変わったり身内に不幸があったりと、状況が変わることも頗る多い。
そういう方々のためにも、せめて大会一か月前までならキャンセル出来るシステムにできないモノだろうか!?
減った分は一次抽選で漏れた人の中から順次繰り上げ確保すれば良い。
その事務処理にどれだけの労力が掛かるかは判らないが、少なくてもコチラの方が止むを得ずキャンセルした人、そして一次抽選で落選した人双方がハッピーになれるのだけは間違いない。
少なくても一考の価値はあると私は思うの…

※後日談
ランネットが、↑のような仲介業務を開始したらしい。
良い流れだと思う。

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