私のトライアスロン以外の夢は、自給自足的な暮らし送ること。
現状住居は、実家の小屋を改造して暮らしているので、一応「住」に関しては目標は達成したと自負している(↓その経過ブログ)。
https://hoidostyle.blogspot.com/2013/04/blog-post_13.html?q=住居をdiy
そこで次は「食」と言うわけで、今秋からキノコ取りの極意を知人から学んでいたのだが、骨折はその最中に起きてしまった。
着地は足からだったし、着地点も水面の砂地だったので最初は大丈夫だと思っていたのだが、いざ右足を動かそうとしたら激痛が走った。
着地は足からだったし、着地点も水面の砂地だったので最初は大丈夫だと思っていたのだが、いざ右足を動かそうとしたら激痛が走った。
足元を見ると大腿骨が飛び出ていて膝下がブラブラと揺れていた。それを見た瞬間、痛みではくホラー映画を見た時のような気持ち悪さで叫んでしまう。
すぐに知人が駆け付け、おんぶで沢から引きずり出され、なんとか岸辺の岩に腰掛けるまではできたが、それ以上動くのは絶対に無理だと悟った。
すぐに知人が駆け付け、おんぶで沢から引きずり出され、なんとか岸辺の岩に腰掛けるまではできたが、それ以上動くのは絶対に無理だと悟った。
故にこれから先は、知人と今回の先導役だったキノコ取り名人の翁(そしてもちろんドクターヘリのレスキュー隊)によって私の命は救われたと言って良い。
まず彼らはその場所が担架では救助できない難所だと見極めると、すぐに知人がスマホのGPSでその地点を記録し、それからドクターヘリの救援依頼に奔走してくれた(当然そこは携帯電波の圏外であり、圏内までは多分2時間は掛かったはず)。
そしてヘリを待つ間は名人が自分の着ているシャツを破いて紐状にして添え木をしてくれた。
名人曰く、遭難や今回のような場合に備えてシャツは必ず2、3枚重ね着しているとのこと。
また出血は酷くなさそうだったが、解放部を気にしていた私に「バイ菌が入るから絶対触るな」と諭された(これは後に痛いほど痛感する羽目に...)。
そしてヘリが到着するまで、ず~っと落ち葉などを脚の周りにかき集めて寒くならないようにしたり、貧血や低体温になっていないかを訊ねてくれた。
えにぃうぇい
そんなふうに助けてもらっている間、何もできない私はその不甲斐なさ、ケガをした後悔や今後の不安、そして時折押し寄せる激痛によって潰されそうになったが、ヘリコプターの音が聴こえた時は一筋の光が差し込むような気がした。
そしてそのヘリが私たちが待機している(そこは上空から見ても見晴らしが良いとは決して言えない)場所をピンポイントで発見してくれたときは、GPSをフル活用した知人の機転の良さに改めて感嘆した。
「これで激痛から解放される」
というのがその時の心境だったが、運命の神様はそう簡単には許してくれないことを、この後何度も痛感することとなった。
To be continued...
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