以前、以下のような拙文を投稿した。
「東京五輪は世界中に恥を晒すかも」
「東京発変異株の世界拡散の始まり」
何となく、このまま行けば最悪の事態にもなり兼ねないような気がするので、後出しになる前にこの続編を投稿する。
結局開催期間中はギリシャの選手団にクラスターが発生した以外に大きな混乱はなく、無事に閉会式を迎えることになった。
そこでは、これまで頑なに感染予防に努めていた人々も気が緩み、競技期間中の苦労や我慢を称え合う意味で、お互いに握手したりハグしたりしていた。
またこれは後で公になるのだが、競技後半には選手村内でのプレーブックも最早なきものに等しい状態で、その頃からバブル内での感染拡大は着実に進んでいたことになる。
もちろん選手各々はワクチン接種が済んでいたので、多少の接触に危険性はないと高をくくっていたせいもある。
しかしこれが一番の大きな落とし穴だった。
以下の事実も後から判明したのだが、日本人がコロナに感染しにくいのは日本人に特有の免疫機能があったからであり、それは外国人選手たちには全く備わっていなかった。
故にそんな彼らが日本人スタッフと接触することで感染するのは訳もなく、尚且つその過程でウィルスは変異し、既存のワクチンでは対応しきれない強力なモノへと姿を変えていったのである。
つまり彼らはそんな無防備な状態で東京での数日間を過ごし、それぞれの母国に帰国したのである。
もちろん新種のウィルスを自身の体内に潜伏させた状態で。
あとは推して知るべし。
空港での検疫は軽くスルー。
運が良ければ、感染は彼らの母国での隔離期間中に見つかり、更なる感染拡大は何とか食い止められる。
しかし彼らから見れば、自分たちをこんな目に合わせた管理体制の杜撰さを追及してくるのは必至である。
人気スター選手ともなれば、多額の賠償金を請求してくるかもしれない(選手村での誓約書の存在を耳にしたことはあるが、欧米の敏腕弁護士ならそんなのは屁でもないだろう)。
そうでなくても、強行開催したことは海外メディアから徹底して叩かれるだろう。
そして運が悪ければ、前に投稿した通り、世界同時多発的な東京発変異株の世界拡大、そして日本の国際的信用の失墜である。
もしそうなれば日本の責任は計り知れない。
と言うか、もはや責任の取りようがない。
世界中のあらゆる機関から非難を浴びるものの、然るべき要人は皆責任逃れに終始し、その醜態を晒すことによって益々日本の信用は失墜する。
えにぃうぇい
もし万が一そうなった時に
「そうならないように万全な体制で取り組んでいた」
とか
「仮定の話には答えられない」
というのだけは勘弁して頂きたい。
そんなことを外国人記者に真顔で言ったら、日本は奈落の底まで落ちてしまうだろう。
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