2021年10月7日木曜日

フードデリバリーは地理感覚が命

フードデリバリーとは極論、現在位置からピックアップ(店舗)先、そしてドロップアウト(配達)先までの移動を、最短時間で移動すること。
つまり往年のタクシー運転手のように「この街の道路事情は俺に聴け」位の気概が必要だと思っている。
もちろん誰でも最初からそう出来る訳ではないし、私も当然その域には全然達していない。
ただ私は一日でも早くそうなりたいので、帰宅後はgoogleマップのタイムラインで今日訪れた道程を見直し、「ここはあっちの道路を使った方が良かった」とか、「この道は確かに最短距離ではあるが、夕方は帰宅ラッシュで渋滞が発生するから避けるべき」とか、脳内地図を随時アップデートしている。
それに噂では配車手配をするのはAIだと聞く。
つまり、こちらがAIの予測、或いはそれ以上の処理能力で配達をこなしていけば、更に依頼は増えるのではないかと密かに期待もしている(まぁ実際はそんなことはないかもしれないが…)。
まぁいずれにしろ、こういう単純作業でも、否、単純作業だからこそ自分なりの頭を使って、あれこれ考えながらこなしていくべきだと私は考えている(その方が仕事も楽しくなるし)。

以下、具体的に言わせてもらえば…

①最低でも主要な幹線道路は脳内地図に叩き込んでおく。
まずは目的地を聞いただけで、その概略ルートが思い浮かぶようになるべし。
そのため、特に最初のうちは主要な幹線道路からおさえたほうが無難。
何度か通ううちに100m先の信号が黄色になったら、その手前で右左折してショートカットを発掘していけばよい。
※今は結局、袋小路だったり一通だったりして辛酸を舐めることも多いのだが…

②加入店舗が少ない地方などでは、店舗名を聞いただけで地図なしでも行けるように注文者用アプリなどで予習しておく。
当然ながらドロップ先はアプリのマップに頼らざるを得ないが、ピック先は限られる。
参入したばかりの地方などは多くて50軒程度だし、頻繁に呼び出しが来るのはその半分にも満たない。
マップを見なくて済めば到着時間は早くなるし事故るリスクは格段に減る。
そしてスマホの電池消費も節約出来るのも隠れた利点。


③その街のリアル情報は先達から得る。
どのエリアにも先達が地蔵(待機)している、呼び出しが掛かりやすく、且つ一服できるポケットパークみたいな所があるので、特に最初のうちはそこで色んな情報を得よう。

④時には紙のマップも有効活用
私は市役所で転入者用に無料配布している折り畳みの「避難場所一覧マップ」を呼び出しがない時などに見て予習をしている。
たとえばこれまで行ったことのない町を探し、よく行くピック先からここに辿り着くにはどのルートが最適かを指でなぞってみたりするのだが、それにはスマホのgoogleマップより大判アナログ地図のほうが断然頭に叩き込みやすい。
主要道路に色を塗ったり、一方通行路は赤ペンで矢印を振ったりも出来る。
そして何より無料なり。

⑤走行中は決して地図は見ない
私はスマホホルダーを使わず、首からぶら下げているせいもあり、走行中に画面を見ることはない。
繰り返しになるが、安全第一の観点ではこれが一番大事であり、とにかく交通事故だけは絶対に避けるべき(小遣い稼ぎのつもりが、交通事故で慰謝料を払う羽目になったら元も子もない)。
それに、この癖がつくと何時までたっても脳内地図はアップデートできない。

⑤アプリのマップを見るのは、信号待ちの時と、一番最後の正確な住居確認の時のみ。
信号待ちの時でもあくまでも確認程度にしておくべし。
危険は何処にあるか判らないし、青になったのに気付かず後続車から怒られることも…(^^ゞ)。

⑥ピンズレ(注文者が自宅の場所を間違えて指示すること)も結構あるので、ちょっと探して見当たらない時は、googleマップで番地検索をして配達アプリの地図との整合性を確かめる。
最近多いコンタクトレス配達(ドアをノックせずに黙って置き配する)時に、表札や明確な住所表記がなくて本人確認できない時も、この方法は重宝する(以前の私はバカ正直に電話していたが…)。

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