特にこの季節、必ずと言って良い位にあらゆる店舗の店頭で綺麗なお姐ちゃんが勧誘してくる提携クレジットカード。
「まぁ年会費無料なら良いか…」と安易に契約されるのだけはお気を付け遊ばせ。
例えば実際私が経験したのは「ニ〇スのエ〇オスカード」で、入会時は年会費無料だったのに数か月後に「〇〇円以上利用されない場合は年会費¥〇〇円掛かります」という旨の借款改定の連絡が来たことだ。
私はその最低利用金額を見て「一年間でそんなにエネオス石油もニコスカード(先に会社名を伏せたのは何だったのだろう???)も使うつもりはない」と直感してすぐに脱会したのだが、カード会社からのお知らせや入出金明細を細かくチェックしない人の中には、勝手に年会費が引き落とされているのを知らずにいる方がきっといるはずだ。
知らぬ間に仏笑い事ではない。
私はカード会社の狙いはそこだと考えている。
そんな無頓着な人が仮に日本全国に1万人いるとしよう。
年間で壱千五拾万円のボロ儲けである。それだけではない。
そんなボロ儲けは、その方が気付くまで果てしなく続く。
と言うか場合によってはその方が気付かないまま天に召され、且つ遺族にも故人の財布の中身を清算する人がいなければ、故人の口座の預金残高がゼロになるまで、つまりこの世には存在しないのに何故か年会費だけは最後の最後まで搾り取られるシステムなのであ~る。
こんな美味しい(えげつない)商売はそうない。
カード会社も手慣れたモノで、楽〇カードなどの人気のカードではそんな悪巧みはしないだろう。
するとしたら、取り敢えずカードは作ってみたけどやっぱり一回も使わずに忘れ去られるようなカードである。
そんなカードを持っている方は是非チェックされたし。
序にもう一つ…
たとえ運良く仏になる前に解約しようとしても、結構な難関が待ち伏せている。
それは、
脱会の方法が複雑・不明であること。
試しに先ずは貴方のカード会社のホームページを確認して戴きたい。
ワンクリックで脱会ページまでたどり着けたら、そのカード会社は極めて良心的であると言って良い。
(※因みに私は一度も巡り合ったことはない。)
大抵は「各種変更」とかそれらしきページを行きつ戻りつ、それでも見つからず「よくある質問」で検索を掛けて、一番下の方に「脱会はこちら」みたいなリンク先をようやく見つけるといった感じである。
まるで秘密のアイテムをゲットした時のような心境になる。
そしてそのページ上で退会手続きが出来るなら、そのカード会社は未だ良心的な方だろう。
一番酷い会社だと、ようやく脱会手段を見つけたにも関わらず「脱会は電話(あるいは郵送)で」などという、更にもう一つ面倒な手続きを踏ませようとするのである。
これを罠と言わずして何と言うのだろう。
それともロールプレイングゲームのように「そのクリアしていく過程を楽しんで下さいとでも言うのだろうか!?
ヤレヤレ…
もうこの時点でかなりキレそうなのだが、そこを抑えて翌日電話をすると…
大抵は保留音を10分位(←ならまだマシな方か…)聴かされたり、何度掛け直しても掛け直すように言われたり、それでもようやく繋がったかと思えば「担当が代わります」とタライ回し…。
あるいは自動音声のロボットから「脱会したいなら〇番をプッシュしろ」と命令される始末。
(因みに他の選択肢には「利用限度額の照会」なんてモノがあったりする。脱会手続き係宛ての連絡先を検索してようやく見つけて電話しているのに、誰が今更利用限度額の照会などすると言うのか!?)
えにぃうぇい…
こんなんでは、とてもじゃないが普通のサラリーマンが休憩時間内に済ませられる訳がない。
結局途中で電話を切る羽目になり、脱会はズルズルと引き伸ばされ、そして仏になってしまうのである。
私はこれも、そう簡単には脱会させないための
カード会社の陰謀だと確信している。
故に…
ジャ〇コの店先で綺麗なお姉ちゃんにペンを差し出されて「是非入会お願いしま~す!
」なんておねだりされても、よ~く考えられた方が宜しい。
別にお姉ちゃんは貴方に好意がある訳ではない。貴方をカモにしたいだけである。そして貴方のサイン一つでお姉ちゃんのバイト代が急上昇するカラクリなだけなんである。