2014年4月13日日曜日

孤立する日本

4月11日付け朝日新聞、耕論の出口治明さんのコメントが印象に残った。
氏は日中、日韓関係よりも日米関係の将来の方を憂慮している。
氏によると、米国への留学生は中国からが23万人、日本からは2万人に満たない。これでは米国とのパイプ役となる若者がいなくなるというのだ。

米国がいつまでも日本の面倒をみてくれると思ってはいけない。というか既に米国はアジアの雄は中国という考えにシフトしているかもしれない。(だから安倍ちゃんも集団的自衛権拡大を急ぐのだろう)

日本では中国の脅威ばかりが囁かれるが、彼らは世界各地にチャイナタウンを作り、現地の人々と仲良く融和できるノウハウも備えている。強かであり要領も良い。聖書は時に武力を伴って拡散していったが、論語は宣伝行為はせずとも世界の人々に読まれている。

そういう意味でも、中国、韓国を忌み嫌うだけでは日本の将来はますます暗くなると私は思う。

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