TTバイクの大掛かりな工事は今回が初めてなり。
ロードバイクと勝手が異なり、かなり苦労したので、その顛末を以下に記す。
まずはインナーケーブルの先端をハンダでささくれないようにする予備工事から。
※元は普通のエンドキャップが被さっていた
これで何度でもアウターからの出し入れが可能になる。
※ハンダ付けが下手くそのところはDon't ask
閑話休題…
取り付け前にエアロバーをカットする。
一番短いサイズを買ったが、それでも身長168cmの私で約40mmカットする必要があった。
※まぁジーパンと同じで、元々短ければどうしようもないので…
で、カットした結果…
本来ならパイプカッターでやるところだが、持ち合わせがないのでダイソーの鉄ノコで切断した。
カーボンの良いところは鉄ノコでも簡単に切れること
※その分、壊れるのも早いかもしれないが…
※その分、壊れるのも早いかもしれないが…
★補足と注意
このエアロバーは先端部から20mmくらいは3mmの肉厚があるが、それより奥は1mmに薄くなっている。もし端部を厚くすることで強度を保っているのなら、切断作業によって強度は落ちたことになる。今後がチト心配なり。今後同じ作業をされる方は要注意。
理屈は昔のステムなどと同じ。
締め上げるボルトは↓図の真ん中部分でこれはすぐ判った。
しかし今回一番苦労したのは、ブルホーンの先端の内径が18mmくらいしかなく、既存のブレーキレバーは挿入できないこと。
結局、レバーのウスをヤスリで削って対応することにした。
※この作業だけで小一時間を要す(サンダーやグラインダーなどがあれば良いのだが…)
形も凸凹で綺麗な楕円になっていないので、締め上げると片方はケーブルを差し込むためのクリアランスがなくなっていた。結局強引にハメ込むことになったが、こういうのが後々故障の原因となるのだろう。
お次はバーエンドコントローラー
これには↑のブレーキレバーのようなボルトすらない…orz
ネットで検索しても目当ての記事はヒットしない。
※後でshimanoのマニュアルを参照するのが一番手っ取り早いことに気付いたが…
どうしたものかと途方に暮れていると、ふと「レバーそのものを回すのではないか???」とひらめき、やってみたら緩んだ。
※本当はもっとスマートな方法があるのかもしれない…
そしてハメるときも下記のような、ちょっとしたコツが必要だった。
①まずはウスをバーに強く押し込まないと入らない状態ではめ込む(そうしないと引っ掛かりがなく、ウスは締まらない)
②そしてレバー自体を回すので、キッチリ締まった状態のときにシフトレバーが下向きになっているようにする(ボルトのようにどこで止めてもOKではない)
※おそらく↑の日本語を理解できるのは実際にこの体験をした人だけだと思われる。不明な場合はスルーされたし。
それでも何とか取り付けまでは漕ぎつけた。
ただ細部をよ~く見ると、その雑さが判る(笑)
※それに、ロゴの文字も途中で途切れているし…
最後の最後にケーブルの配管工事。
ワタシのロードバイク(ピナレロFP5)は配線はむき出しなので苦労はなかったが、サーベロは殆どがチューブ内に通す形。
最初はかなり難しいものと思っていたが、意外とすんなりとできた。
※ヘッドランプとピンセット、引っ掻けたり誘導するための針金は必須アイテム?
しかし最後の最後、古くて癖のあるインナーケーブルを再利用しようとしたせいもあり、Fメカの部分で通らない。
これは糸通しと同じ理屈で対応。
そんなこんなで、半日掛けてハンドルの取り換えが完了する。
約200gの軽量化と、幅20mmのスリム化。
しかし今の私は体重が理想形より10kgも重く、腹の贅肉が邪魔をして前傾姿勢が取れない状況なり。
まずは自分のスリム化が必要だと、ようやく気付いた。
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