2016年6月15日水曜日

円高考

円高になると、巷の新聞では必ず「円高は輸出企業にとっては業績悪化につながる」とマイナス面ばかりが指摘される。
まぁ、そう言っておかないと後でシンゾー君から睨まれるからなのかもしれないが、もし仮にそうだとしても、プラス面のことを書いても良いはずだ(最近の朝日"良い子の"新聞などはワザトらしく両論併記ばかりしているのに…)。

ここで、特に個人輸入や海外旅行をされない方はよ~く考えていただきたい。
たとえば¥10円高になったとしても、たかが10円と思うかもしれない。しかし実際は$100(約1万円)の商品が¥1,000も安く買えるようになるのであ~る。
ゆえに大きい声では言えないのだろうが、輸入業者などはかなりの利鞘を得ているはず(そして裏でほくそ笑んでいるにちがいない)。

つまり実際は、悪いことばかりではないんである。

にも関わらず前述したとおり、円高は忌み嫌われる。
輸出企業の社員さんだけでなく、そんなのとは一切関わりないおばちゃんなどからも忌み嫌われる。

新聞やニュースでそう叫ばれるからだろうか?
シンゾー君や日銀総裁が「円安にしないと日本は危ない」と連呼するからだろうか?
(※私には、シンゾー君と心中する方がよっぽど危ないと思うのだが…)

えにぃうぇい…

シンゾー君やグローバル企業の社長さんの利益と、私たちの利益は一致しない。
シンゾー君は「共産党に騙されるな!」と仰るが、そう言うシンゾー君は私たちを何度も騙している。

来たる参議院選挙では、そのへんのところも考え直してみるべきではなかろうか…

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