2016年6月16日木曜日

ケチ男

今巷で何かと話題のケチ男だが、このような形で幕が閉められることになったのは、そもそも当のケチ男が新国立競技場の建設費云々で国に噛みついたからだとワタシは思う。

一般的に、ケチ男は他人の金遣いに関してもシビアだ。
故に巨額な予算をどんぶり勘定するのを見て、それが自分を都知事に推薦してくれた重鎮だったとしても、どうしても許せなかったのだろうと、みずからケチ男と自認するワタシは推測する。

結果的には、これが日本を陰で操る重鎮たちの逆鱗に触れた。
だから潰されたんである(たぶん…)

ここでテレビ好き、ゴシップ好きの面々には、マスコミ(andそれを支援する世論)の力によって氏を辞任に追い込んだと自負する向きもあるかもしれない。
しかし実際は、重鎮たちの舛添イジメ計画に、その子分であるマスコミが従ったに過ぎない。
※ついでに言えば、そんな風に最初からシナリオの出来上がっている茶番劇を、テレビに噛り付いて見ているワタシたちがいる。

えにぃうぇい…

ケチであったがための、身から出た錆

クワバラ、クワバラであ~る

追伸
今回のスキャンダルは、新国立競技場建設問題や五輪招致献金疑惑だけでなく、自民党の種々雑多なお家事情とも絡んでいるともワタシは思う。
そこでは、ファーストクラスの飛行機代やエクストラスイートの宿泊費とかのレベルを超えた巨額の金が右に左に流れ、辞める辞めないとかのレベルを超えた陰の権力者たちの思惑が錯綜したはずだ。

しかし世間を眺める限り、殆どの人は、ケチ男の金の遣い方や言い訳の仕方を呆れながら~否、内心は興味深々でむさぼるように~観ていただけのような気がする。
※ましてや、そんな取るに足らないケチ男をこき降ろして溜飲を下げているような人も相当数いたような…

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