(前編より続く)
栄えある最終日の最初のお寺さん、岩屋寺はこんな佇まいである
昨夜の奇妙な出来事は此処から発せられたオーラのせいと思われる位に不気味な面影であった
おまけに台風後はずっと晴天続きだったのに、昼前からは小雨が時折舞い降りてくる生憎の天気に…
雨の国道33号線を歩きながら「何も最終日に限って…」と、つい愚痴も出てしまったが、旧土佐街道の遍路路に入り松山の景色を俯瞰した時にはこれまでの全ての苦労や疲労も一蹴、この雨も"歓喜の涙雨"と思うことが出来た
今日まで散々山登りをして来た訳だが、あとはこの峠を駆け降りるだけである
おまけに最後の最後にこんな素敵な場所での御接待を授かるオマケ付き
※此処でおにぎりや柿・みかんetc…たくさん御馳走になれたので食費も¥0…/(^^ゞ
そしてそのまま無事にひげ坊主さん宅に帰還
此処で預かって貰っていた荷物を引き上げ、雨が本降りになる寸前に道後温泉に到着する
当初は、最終日位は豪勢に旅館にでも泊まろうかとも思っていたのたが…
これまで野宿を通して来た人間にとって、安くても1万円近くする宿泊料金にはどうしても納得出来ず、結局は素泊まり¥2,000のゲストハウスに宿を取り、近くのスーパーの半額セールのお惣菜を肴にしてのささやかな打上げで幕を閉じることと相成った
(おしまい…)
一応、最後に…
最後に四国までの旅費と四国で遊んだ分は含めない、純粋にお遍路に掛かった費用を集計すると…
・食費 ¥32,148 …その内の焼酎の占める割合は¥10,353
・雑貨 ¥945 …靴下や乾電池など
・衛生 ¥1,798 …薬、銭湯、コインランドリーなど
・合計 ¥34,891
自分で言うのも何だが、4週間で一周した期間も然ることながら、費用の方も上位にランクするケチ振りではないだろうか…
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