☆2009年10月8日(木) 曇り時々雨
☆行程
(6:15)亀鶴公園の身障者用トイレ出発→(9:50)88番「大窪寺(おおくぼじ)」→(15:30)10番「切幡寺(きりはたじ)」→(18:00)藤井寺→(18:30)鴨の湯善根宿泊
☆費用
食費:¥855 銭湯代:¥350
合計:¥1,205
朝起きた時には既に台風のピークをい過ぎていて、7時半頃に前山ダムそばの遍路交流センターに着いた頃には雨も上がり、台風一過の晴天に
本来の順打ちならば大窪寺へのアタックは結願への最終難関なのだが、松山から始めた僕にとってはその後も旅は続くので全然嬉しくない
更に…
「昨夜の台風で遍路道は崩壊してるかもしれないので、県道を迂回した方が良い」旨の地元の人のアドバイスを尊重したので、気分的にも全く盛り上がらず…
※鍛錬マゾな筆者にとっては、どんなに険しい道でも遍路道の方が高揚するのデス
尚且つ、更には…
「その県道には野犬が居るので注意しろ」という旨の忠告には、当初は「この御時世に野犬なんて…!?」と疑っていたのだが…
結果…
彼等自体(確か3匹から4匹だったと…)は小型犬で襲い掛かりそうな気配は無いまでも、カーブの後に突如として現れるので本当に驚いたし、僕が彼等のテリトリーから離れるまで執拗に追っ掛け続けて来るので最後まで気は許せない状態だった
※正直、↑は今回の旅で一番怖かったデス…
まぁそんな面白い(?)体験があっても、何とか大窪寺に到着
その後は取り敢えず10番に戻り、次に9番に行くか11番に行くかで迷うも、どちらにしても今日中には辿り着くのは不可能だったので、以前に横峰寺手前で出会ったNさんに此処だけは泊まった方が良いと聴いていた「鴨の湯」善根宿に進路を向ける。
☆イトーちゃんのワンポイントアドバイス
「鴨の湯」善根宿は4面壁付きの小屋(鍵の掛かる女性専用ルームもあるので女性でもOK)と、全自動洗濯機があり、また隣接する市民浴場は歩き御遍路さんに限り¥350入浴出来るので、一見の価値があります。
また例え其処に宿泊しなくても、その後の御遍路道中にある「野宿&善根宿一覧表(随時更新しています)」が置いてあるので、情報収集スポットとしても立ち寄ってみる価値はあります。
※唯この宿は、10→11の遍路道からは若干はずれた所にある(と僕は思った)ので、鴨島町に入ったら直ぐ地元の人に訊ねながら行った方が良いでしょう
ところが当初は簡単に見つかると思った鴨の湯は(↑の理由から)中々発見出来ず、結局先に11番に辿り着く始末…
(既に18時で、納経どころか誰も居ない状態…)
辺りは真っ暗、どちらに進めば判らない状態だったが、そこは御大師様のお導きなのだろうか(と思われる場面が道中には何度もあり)、最悪の状態の一歩手前で助け船が現れ~今回は散歩で通り掛った人に道を訊ねることが出来て~ようやく宿に辿り着くことが出来たのであった
そんな訳で、二日連続で「野宿」はせずに済み、深い眠りに付けた11日目の夜は更ける
追伸
この宿で、スティーブとクレアと名乗る若いイギリス人カップルと同宿となり、彼等とはこの後何度も再会し笑い合えた
どうやら彼等は世界中を歩いているボヘミアンのようだが、詳しいことまでは僕が英語が話せないので…
※この時に改めて、家に帰ったら英会話を勉強しようと決意する
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