2011年11月16日水曜日

生まれてはみたけれど

小津映画の中で僕が好きなのは、表題や「お早う」など子供が登場するモノである。
そして、彼の妙味は「皮肉とユーモア」だと僕は思うのだが、それが彼等の目線から語られる時はその鋭さが更に磨きが掛かるような気もする。
※もしかしたら小津映画の特徴であるローポジションも、そんな茶目っ気ある子供目線から生まれたのかもしれない
(な~んてことは真の小津ファンの間では周知のことかもしれませんけど…)

それでふと思ったのは…

これらの映画の時代にはあった大人と子供の間に大きな境界が、今はスッカリ無くなっていることである。

確かに現在は「アレもダメ、コレもダメ」と我慢を強いられる程貧しい環境ではないし、実際に塾や習い事で大人な行動を強いられ大人並にストレスを抱えている子供は多いかもしれない

でもそれよりは…

おしゃぶりのように携帯を肌身離さず、好きなこと楽しいこと以外は全く眼中にない享楽主義的な大人が増殖しているからのような気がする

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