2021年7月31日土曜日

ロックダウンは馴染まない

何となく昭和歌謡曲のタイトルみたいで草。

さすが、昭和の化石が唱えそうな文言である。

フェアネス(Fairness)

グランツール(ステージ式サイクルロードレース)では、有力選手が不運なアクシデントに見舞われた時は、他の選手集団はペースを落とし、彼が戦列に戻るのを待つのが不文律になっている。
もちろん、彼を出し抜いてレースに勝つのは全然反則ではない。
しかし選手たちの本音は
「そんな卑怯な真似、お前はできるのか!?」
とか
「そんなんで勝っても、全然嬉しくないネ」
あたりだろう。

翻って、東京五輪2020を顧みる。
※因みに私は五輪そのものに一貫して反対で、中継も報道も一切スルーしているため現状は殆ど解らない。以下の記述はタイムラインで偶然目にした見出しや、単なる憶測を元にして書いていることを御了解頂きたい。

日本選手には、これまでのオリンピックとは比較にならない位のアドバンテージがある。
競技によっては「日本は勝って当然」位の不平等も存在するのではなかろうか。
もちろん、これについては選手たちには何の罪もない
「少しは手加減しては?」と言いたい訳でもない(冒頭の不文律もグランツールだから出来る手加減である)。
ただ私は、先述のロードバイク選手のように、フェアネスについて突っ込んだ主張をする日本人選手を期待していた。
「こんな状況で開催しても誰もハッピーにはなれないょ!」
こんな捨て台詞を是非聴いてみたかった…

えにぃうぇい

そんな中、JOCの山下会長が記者会見で↓ような言及をしていた(↓リンクはその全容)。
「この状況下で、メダルの数云々は意味がない」
「選手たちには個々のベストパフォーマンスを発揮してくれれば充分」

さすが、選手時代にフェアネスについて身をもって体験した人物である(その所以を知らない方のためのリンク↓)。
恐らくこの辺りが、IOCや政治家の下僕の立場として言えるギリギリのところだろう。
もし氏が完全にフリーな立場だったら「全然フェアじゃない!」とこき下ろしていたはずだ(子供の頃にロス五輪に素直に感動した者としては、強くそう信じたい)。
そしてこれは、選手だけでなく、報道機関や一般国民に対するメッセージでもあると私は考える。
しかし残念ながら、その思いは彼らには全然伝わっていない。

選手の中からは自分が勝つことで開催に反対していた国民を見返したかったという旨のコメントが飛び出す。
果たして選手たちは、いったい誰のために、誰と闘っているのだろうか!?
まさか国や協賛企業のために、反政府的な市民と闘っている訳でもあるまい。

報道機関は相変わらず国別メダル獲得ランキングなるものを公表し、日本選手の活躍ばかりをこれ見よがしに喧伝している。
そもそも五輪は国同士の戦い否定しているので、国別ランキングは明らかに五輪憲章に抵触する。
それにメディアが五輪中継をする際、世界ランキング上位の外国人選手の不参加の経緯や、相手選手国のコロナウィルスの混乱状況をしっかり伝えているのだろうか!?
視聴者が感動すれば、そして視聴率のためなら、その辺は端折っても良いということは決してない。

一般国民もメディアに促される形で「〇〇、金メダル」速報に酔いしれ、開催強行派が思い描いた通りにテレビ中継に熱狂している。
御上から与えられる僅かばかりの娯楽によって日々の鬱憤を晴らし、メディアから流される都合の良い情報だけを頼りにしているとしたら、それはほぼ奴隷状態と言ってよい。

公開競技

今回の東京五輪は、国や地域によって競技者が同じスタート地点に立てていない時点で開催すべきではなかったと私は考えている。
しかしそれでも開催するなら「公開競技」という選択肢はあったのではないか。
「一応勝敗は決めるが、あくまでも順位は暫定的なモノ」という位置づけである。
つまり、こういう御時世でもあるので、今回は勝敗やメダルの数は気にせず、アスリート同士の交流を主眼にする発想である。

例えばメジャーリーグのオールスター戦をイメージして貰えば良い。
選手たちにとってはペナントリーグが主戦場であり、チーム同士の駆け引きもあったりして選手同士の真剣勝負は敬遠されたりする(大谷選手への敬遠など)。
そんな敵対関係にある選手たちが一堂に集まる光景は圧巻である。

今回の東京五輪では、それが全ての競技で観られたかもしれない。
非常にもったいない。

2021年7月30日金曜日

ワクチン接種一回目

筋肉注射は、筋膜リリース注射を何度かしているので、注射時の痛みは想定内だった。
恐らく巷で痛いと騒がれている理由は、針を刺す時の痛みではなく、薬液を注入される時の圧迫感ではないかと推察する。
※私のリリース注射の場合は筋膜が硬過ぎて薬液が注入できず、体外に噴出することもある位で、その時の痛みに比べれば月とスッポンである(注入量もワクチンとは比較にならないからでもあるが…)。

しかし注射から数時間後からの痛みは確かに噂通りで「接種日の夜は痛くて眠れなかった」みたいな噂話もあながち大袈裟ではないことも解った。
膝痛に日々悶える私も、昨夜はダブルでの痛みに最近でも稀に見るアカデミー賞級の悪夢を観た位である。
ただ、どちらの痛みがヤバいかと訊かれたらこれまた月とスッポンである。
なにせ、アカデミー賞級とまではいかなくても、東京国際映画祭級の悪夢を9か月間観続けているヘビー・ウォッチャーなのだ。

Well,well...

痛み自慢になって申し訳ないが、ワクチン接種日の夜に魘されて寝付けない時は、世界の片隅にはこんな人間がいることも思い出して欲しくてこの記事を書いている。
悪しからず…

2021年7月29日木曜日

AERAのアンケート採用

テーマは安倍前首相が五輪反対者を半日的と言及したこと

採用は(51歳、無職男性)のところだけだが、最近は誰にも相手にされなかったので素直に嬉しい。

また、アンケート全文を残しておいたつもりだったが、見つかったのは↓の片鱗だけ。
要旨はこんな感じだが、投稿時よりも大きく改稿している(残っていたのは走り書きだったので)

Q.安倍晋三前首相が、東京五輪を反対しているのは「反日的な人」だと主張しました。これについてどう思いますか、考えをお聞かせください。

前述(↑で採用された前の設問)したように私が東京五輪に反対するのは、東京五輪そのものが一部の人々の金儲けの手段として悪用されていること、そしてそこで一番儲けたのは安倍前首相とその取り巻きたちだと思っているからです。
私達一般市民に与えられたものは、五輪競技という見世物としての僅かばかりの娯楽と、当初予算の何倍にも膨れ上がった借金だけです。

つまり私は、不正の蔓延る現状と今後の日本の行く末を憂いたからこそ反対したのであり、それを反日的などと、ましてや不正の元締めのような人物から罵られるとは思ってもいませんでした。

「屁の元騒ぐ」という俗言がありますが、件の安倍前首相はまさに屁の元なんです。
自分にやましい点があるから、他の誰かを悪者にして自分の罪を隠したいだけなんです。
そして「反日」というのも、あの人たちにとっては所謂Fワードです。
意味など全くありません。
つまり意味のない罵詈雑言で相手を翻弄し、それで相手がたじろげば彼らは十分に満足します。
だからあの人たちから何と言われようとも私は全然気にしません。
寧ろ言い返せば彼らの思う壺です。
スルーするのが一番です。

2021年7月26日月曜日

#五輪報道は全てスルーします

五輪を金儲けの手段に使った人々への、勝ち目のないたった一人の抵抗は続く。

私の住処にはテレビそのものがないので、 #五輪中継は一切観ません は問題なく普通に遂行可能である。
※因みに今日は運悪く二か月毎の糖尿病検診があり、案の定待合室のテレビではオリンピック中継が流れていたが、受付に「ここは密集していて怖いので奥の廊下(入院中も時々退避していた静かな場所)で待っています。私の番が来たら大きい声で呼んで下さい」で対応した。

ところが表題の #五輪報道は全てスルーします に関しては結構難しいことに気付く。

アナログの新聞は普通にスルー出来る。
そのお陰で、ここ最近は図書館で新聞を閲覧する時間が半分以下に減った。
どうせなら五輪に協賛した新聞はそのまま廃刊となって頂きたい。

厄介なのはネットである。

twitterの通知欄には「〇〇競技の途中経過…」とか「〇〇選手決勝進出」みたいなアナウンスばかりが頻出。
オーケー、これは五輪終了まで全通知オフにすることで対処しよう。

しか~し

googleニュースのお気に入りタイムラインを見ると、それは五輪に批判的なニュースばかりになっていた。
つまりニッポンチャチャチャ的報道はスルーしても、忌まわしい相手としてはずっと気にしていた訳で、それもこれもgoogle閣下は全て御見通しだったというオチである。

やれやれ...

2021年7月24日土曜日

Rakuten Mini販売終了

 https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-mini/
使用開始から一年が経過したが、モバイルルーターとして常時充電しているのに電池のヘタリも左程なく、それ以外の不具合もない。
そこで今のが壊れた場合に備え、予備として買っておこうとしたが在庫切れ状態が続いていた。
そして先日、そろそろ落ち着いてきたかなと思いショップを覗くと何時の間にか販売終了していた…orz。

私の考えるスマートフォンというのは、最低でもタッチ操作なしで送受話ができ、メールやSMSの新着、GPSの道順案内などを自動で読み上げてくれるモノである(巷で今主流の両手が塞がるバカでかいモノはファブレットであり、スマートフォンではない)。
まぁ眼鏡型で、ユーザーの視線を自動で読み取り、その都度情報を図示するみたいな機能の付いたタイプの量産はもう少し先だとしても、前述した機能位なら腕時計型やヘッドフォン型で、今の技術でも十分に実現可能なはずである。
その代わり、それ以外の余計な機能は持たせず、とにかく小さく軽く壊れないことだけを主眼にする。
ネット閲覧や文字入力する時の大きなディスプレイ、重いファイルの保存メモリ、タフなバッテリーなどは、現在巷でスマートフォンと呼ばれている親機に委ねれば良い。
つまり携帯性が最優先の超小型端末と、使い勝手が最優先のタブレット端末の二台持ちという発想である。

そういう意味において、Rakuten Miniは親機でも子機でもない微妙なモデル、或いは今後スマートフォンがウェアラブル端末へと脱皮する過渡期の派生形だと確信していた。
それが販売終了となったのだから、私の落胆は日本海溝位に深い(マリアナ海溝程ではないが…)。

それに何より、端末が1円だったのは私の中では一番大きい。
2年間基本料金を支払い続ける必要もなく、途中解約しても違約金も発生しない、正真正銘の1円だったのである。

えにぃうぇい

巷の人々は、身近に1円で買えるモノがありながら、「金がない…」と愚痴りながら、他の欲しいモノを我慢しながら、それでもアイポンを買うらしい。
私もWindows95以前はマック信者だったので、まぁその気持ちは解らないでもない。
教祖様の教えは尊いものである。
Stay foolish …


2021年7月23日金曜日

#五輪中継は一切観ません

「五輪が始まれば(反対の)国民も興奮し、盛り上がる」
私は東京五輪だけに反駁しているのではない。
幾度の選挙、桜を観る会、安保法案成立など、過去に何度もコレと同じように「ホトボリが冷めればすぐに忘れる」的戦略で散々コケにされ、実際そうなった。
今回こそはそうならないことを願い、たった一人の反乱をしているのであ~る。


東京発変異株の世界拡散の始まり

※以下は2週間位前にA新聞社に投稿したものだが当然ながらスルーされた。そこで敢えて開会式当日に、このシナリオが現実になることを呪うように祈りつつ…

海外選手団が続々入国している。その光景を見て、彼らがウィルスを国内に持ち込まないかと危惧する方々も多いだろう。しかし、彼らが東京でウィルスに感染し、それを母国に持ち帰ることで世界中がパンデミックに陥る可能性は余り聴いたことがない。そこで私が考える最悪のシナリオを素人なりに考察する。

まずバブル対策が機能していればその危険性は少ないのかもしれない。しかし現状でも既にその欠陥が指摘されている。ましてや大会本番になれば、本来なら顔を合わせることもない異なる人種の選手同士、そして選手と日本人スタッフが接触する機会が桁違いに増える。或いは入国した選手各々は陰性でも、彼ら同士の接触によって新種のウィルスが誕生するかもしれない。私はその辺を一番に危惧する。

また万が一そうなった場合、日本は世界中から管理の杜撰さを指摘されるのは必至だ。しかし今の日本にそんな追及に対処できる人間は皆無である。誰もが責任逃れに走り、そんな醜態を世界に晒すことで日本の国際的信用は益々失墜するだろう。

つまり、世界を一つにするどころか、世界を混乱に陥れるかもしれないのに、それでも開催する意義があるという時の宰相の真意が、私はどうしても理解できない。

2021年7月22日木曜日

スカっと爽やかコリャダメだ

東京五輪に関するトホホがまた一つ↓
この記事を鵜吞みにするなら、組織委員会がC社の御機嫌を忖度しただけで、C社自体は全く関与していないことになる。
しかしもしそうだとしても、ここはやはりC社自らが真っ先に
「子供たちには我が社の飲料を無償配布します!」
旨の提案をすべきだったと私は思う。
それは別に、組織委員や、子どもたちや父兄のためでもない。
何よりもC社自身のためである。

まず、今回のトホホは私たち消費者に「C社のケツの穴は小さい」という印象を与えてしまったのは間違いない。
C社の広報が「これは組織委員会が忖度した結果でありまして…」などと弁明しても、「どうせ忖度されるような威圧的な態度だったのでは?」と疑われるのがオチである。
そして五輪中継でC社のボトルを手に熱狂する子供の映像が出ようものなら「なるほど、こんなことがしたかったのネw」と嘲られるだけだろう。
イメージ戦略としては完全な失敗である。

えにぃうぇい

件の子供たちは、無観客の会場に僅かでも賑わいを演出しようとするために駆り出されたようなものである。
そんな彼らに対し、「大会を盛り上げてくれて有難うネ」位の気持ちがあれば、自社製品を無償配布することなど直ぐに思いつくはずだ。
またそこまでの機転は効かなくても、「我が社の飲料を手にして熱狂する子供たちの映像は絵になる」という観点から無償提供を思い付くのも動機は不純だが悪い事ではない。
しかし、子供たちを労う気遣いもなく、常に他社製品を持たせない手段ばかりを考えてるのだとすれば…

C社の(と言うか日本の)未来は非常に…である。

2021年7月20日火曜日

東京五輪川柳

子供らに 夢と希望と 借金を
国民の 批判に勝った 証なり

2021年7月19日月曜日

開放骨折の星、クリス・フルーム

クリス・フルームがツール・ド・フランス2021を完走した。
順位は知らない(と言うかアシストに順位は関係ない)。
メディアで大きく報道されることもない(何処かの国のようにように感動だけを安売りする風潮もどうかと思うが…)。
それでもこれが結構な偉業であることを、サイクルロードレースを知らない方々のために喩えるならば…

往年のマラソンランナーが突如、後進の世界記録をアシストするため30kmまでのペースメーカーを引き受け、しかし何故かその役目が終わった後も走り続け、ごく平凡なタイムで誰にも注目されずにゴールする。

とか

通算200勝まで秒読みだったベテラン投手が、突然の交通事故によって利き腕を開放骨折したものの奇跡の復活。ただし一日で投げられる球数は50球まで。そこで彼はチームの勝利に貢献するためだけにクローザーとしての余生を選択する(当然ながら、彼の名球会入りは叶わなかった)。

あたりかな。

閑話休題

開放骨折は普通の骨折とはラベルが違う(感染症のリスクや元通りになる可能性も極めて低く、ギブスを付けて大人しくしていれば良い訳ではない)。
ましてや大腿骨はアスリートにとっては生命線である(鎖骨や肋骨とは動きが全然違うのだよ)。
まぁ脚だけで何億円も稼いでいた人間だけに、最先端の施術を受けたのは間違いない(もし仮に私が彼のような待遇を受けていたら、今頃は普通に自転車に乗れてたはず)。
それでも怪我から2年ちょっとで、3週間に渡る世界一過酷とも言われるツール(その中でも今年は特に過酷だったらしい)を完走したのである。

フィジカルな面だけではない。

怪我をする前の彼は、大相撲で言えば横綱のような名実共のチャンピオンとして、常にその一挙手一投足が注目され、優勝争いに絡むのが当然とされていた。
それが今回は、歴史の浅いチームに移籍し、且つアシスト(形式上はエースだったのかな?)として出場したのである。
実際のレースでも優勝争いに絡むことはなく、グルペット(仕事の終わったアシストや、その日は仕事のないスプリンターたちの、完走だけが目的の後続集団)と共にゴールすることも多かった。
それに恐らく、ポガチャルなどの若手の活躍を目の当たりにして「自分の時代は…」と内心では痛感しているはずである。
それでもシャンゼリゼに戻ってきた精神力は、凡人にさえ計り知れない驚異と言えるのではなかろうか。

えにぃうぇい

正直に言えば、昔の彼は優等生過ぎて好きではなかった。
ドーピング疑惑も結局は有耶無耶になって、げんなりした。
今回のツール出場も、自分の復活をそれなりにアピールし、チームの宣伝にある程度貢献した時点でリタイヤするものとばかり思っていた。
しかし今回の完走は、それらを全て払拭する位の偉業であると私は思う。
皮肉屋のフランス市民も、以前は彼に対してはブーイングの嵐だったが、今年は称賛の拍手喝采だったと聴く。

開放骨折からの復活を願う私にとっても、貴方は希望の星となった。
貴方を誇りに思うのは貴方の母だけではない。
Might not be a yellow jersey, but I've been proud of you too.

2021年7月16日金曜日

寅さんは携帯電話を知っていた!?

 


↑のシーンは「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」のオープニング。
公開は、昭和53年(1978年)8月である。
寅さんが耳にあてがっているのは、当時流行っていた縦長式のポケットカメラ。
江戸川河川敷の散歩中、カップルに「写真を撮って下さい」と頼まれた際のオトボケシーンである。

wikiによると、自動車電話サービスが開始されたのが、この映画の公開と同じ1978年らしいが、私が1990年に最初に見た携帯電話はまだ肩掛け式だった。
つまり1978年時点で、河川敷でポケットカメラ位の大きさのモノを移動通信機器と判断した寅さんの先見性は結構凄いのではないかと感服した次第なり。

後記
これが携帯電話ではなく、トランシーバー(双方向無線機)だとしたら…とも気付いた。
ただ無線機の場合は話す時は機器を口元に持ってくるはずである。
まぁいずれにしろ、戯言としてスルーして戴きたい。


2021年7月12日月曜日

糖尿病の服薬者は献血できない

小生、暇があると献血に行く(特に今は年中暇なり…)。
ただ、「誰かのために…」みたいなボランティア精神は微塵もない(血液銀行の復活さえ願っている位である)。
一番の目的はヘマトクリットとグリコアルブミンの値をチェックすることで(ヘマトクリットは持久力、グリコアルブミンは糖尿病の指標)。
以前はもう一つ、献血後にハーゲンダッツを御褒美にもらう目的もあったが、コチラは糖尿病のせいで叶わぬ夢となった。
まぁそれ以外にも、γGTP、アルブミン、コレステロール、白血球数などが無料で知ることができるので、その値を知りたい方などは、敢えて健康診断ではなく献血に行くという手段もある(成分献血なら一月間隔ペースでチェックできるのかも)。

閑話休題…

そんなこんなで、ロードバイクで動けるようになったので、久し振りに献血センターに行ってみた。
ちなみに自宅からセンターまでは25km、高低差は殆どない。
元気な頃の自分なら屁でもない負荷である。
しかし約9ヶ月間持久力トレーニングを全くしていない身体にはかなりの刺激だったみたいで、心拍数がなかなか正常に戻らない。
結局30分位経過してようやく医者の問診まで辿り着けた。
※↑一番最初に血圧と心拍数を測定し、それが正常値に納まらないと次のステップに進めないシステム。
まぁそれは私の不徳の致すところなので仕方ないのだが、次のステップで
糖尿病の服薬者は献血できない
ということを今回始めて知り、かなり凹むことになった。
※「それなら一番最初の受付で糖尿病で服用中と申告したのだから、その時点ではじくべきだろ!?」と、心の中で訴えた(私も大分丸くなった)。

つまり

糖尿病の現状を知りたくて献血をしたいのに、糖尿病のために献血が出来ないのである。
※当初はその鬱憤を晴らすためNGになった過程を詳述するところだったが、もしそれが公になれば現場スタッフのみならず多くの方面に色んな…が…するので、ここでは敢えて私(と現場のスタッフ)の心の中に留めておくことにする。

そんな訳で、糖尿病で服薬中の皆さん、献血現場スタッフの皆さん、お気をつけあれ。

追伸
↑のような理不尽さを端的に表すことわざがあるような気がするのですが、私には思いつきません。
お分かりの方がいらっしゃれば、是非御教示の程お願い申し上げます。

2021年7月8日木曜日

東京五輪は世界中に恥を晒すかも…

↓はツール・ド・フランスで現地取材をしている日本人記者が、世界各国の同僚たちから最近よく投げかけられる質問らしい。
「なぜ日本はワクチン無しでオリンピックをやろうとしてるのか?」
「選手・関係者たちのバブルが機能していないのはなぜ?」
「選手に陽性者も出てるようだけど、対策ができてないのでは?」
※殆どはツールに関する情報なのだが、一応そのソース↓

恐らく彼らの本音はこうだろう。
「ワクチン無しで強行するなんてバカじゃね!?。まぁ日本がどうなろうと知ったこっちゃないが、俺たちの国の選手にまで感染させないでくれょな」
「日本は管理が徹底しているイメージがあったけど、アメリカ人でも出来てるバブルができないようじゃ終わりだな…」
「どうやら陽性者の濃厚接触者もスルーらしいぞ。勘弁してくれよなぁ…」

つまり
そんな杜撰な下準備と管理体制の下で、もし仮に東京由来の変異株を世界中にバラ撒く結果になったら、その責任は取れるのか!?
ということである。

それに対する日本側の回答は明確である。

な~んも考えていません

それは菅首相の「オリンピックを通じて世界を一つにする」などの一連のコメントを聞けば明らかである。
氏の頭の中は東洋の魔女のブルマ姿でいっぱいであり、このようなシナリオは思い浮かびさえしない。
羨ましい限りである。

2021年7月7日水曜日

骨折と開放骨折は全然違うのダょ!

先日、とある人から
「医者にばっかり頼ってないで自分自身の治癒力で治す気力も大事なのでは?」
と言われた私も、ついついカチンときて
「骨折と開放骨折は全然違うんですよ」
と反駁してしまった。

はぅえば~

その先達は齢70を過ぎても足腰は堅牢で、山歩きなどは若者を凌駕する勢いである。
かくいう私も、健常な頃にはそういう存在になることを目指していたので、骨折していなかったら間違いなく、かのような科白を他の誰かにしていたはずである。

海より深く反省…

楽天UN-LIMIT「休眠SIMの利用停止措置」(訂正)

※2021年09月02日訂正
京セラ製のau端末には、楽天UN-LIMIT上ではSMSの送受信が出来ないモノが多く、後半で紹介したものもそれに該当し、結果的には楽天Linkによる通話は出来ませんでした。
以下、訂正箇所には取り消し線を引き、その下に正しい文言を赤字で追記しています。
以上、お詫び申し上げます。

「産めよ増やせよ」と、とにかくあらゆる手段で加入数を増やそうとしてきた楽天UN-LIMITが、ここに来てようやく、私のような何の得にもならない利用者は締め出す方向にシフトし始めたようだ(詳細は↓)。

そんな訳で、私の手元にも小遣いポイント稼ぎのために複数契約し、端末は未使用品として売払い、SIMだけが遺っているモノが一つある。
まぁ半年に一回だけ知人のSIMフリー端末を借りて、ネットにアクセスすれば事は済む話だが、私のように知人が猫だけの厭世人にはそれが出来ない。

Ali ExpressやGear Bestで中華スマホの購入も考えたが、B18対応のスマホとなると概ね$100以上で日本で白ロムを買うのと大差ない。
※一昔前は$50位でLTE対応の端末があったような気もするが…

他の格安SIMの端末セットを契約して、ブラックリスト覚悟で最短月でMNP移転して、その利鞘で云々…という手法は道義的に受け付けない。
※ホイドは乞食とは違って、その矜持やプライドは保持している。

そんなこんなで、久し振りにヤフオクを覗いてみると…


モノは2018年2月発売の京セラのkyv44。
bluetooth機能がNGという訳あり品だった。
本体¥1,980、送料¥250
ただ、ヤフオクご無沙汰利用50%OFFクーポン適用されたので¥1,240で購入できた。

まぁAPNの設定は手動(まぁ必要項目を入力するだけ)で、、楽天パートナーエリアでのSMS受信はNG(楽天link開通には必須なので、近場まで楽天エリアが来ていない人は要注意)だが、それ以外はパートナーエリアでも一般的なネットアクセスlink通話、はたまたパソコンへのテザリング機能まで、今の所は問題ない。
※↑私の端末は楽天エリアでもパートナーエリアのままで、SMS認証が出来ず、楽天Linkが使えない状態。データ通信とテザリングは利用可能。

※後日談:バッテリー消費が著しく30分位使用しただけで10%位減ることが判明した。まぁこの辺は3年落ちなので仕方ないと思うし、セラーもバッテリーに関しては補償していないので予め覚悟すべし。

これ以外には、kyv41なども値段的に安いモノが出回っていて、ヤフオクなら運が良ければ¥2,000位で傷モノながらも最低限の動作保証品が入手可能である。

たとえSIMフリーでも元がドコモやソフバンだと対応周波数の関係なのか様々な不都合があるみたいなので、検索する時はauで縛りを掛けた方が無難かと思われる。
※↑楽天で動作確認済のもの以外は、auでも動作しないものもあるので、期待はしない方が無難です。

以上、何らかの参考になったら幸いなり。

2021年7月2日金曜日

杖も方便(その二)

私の通院する病院は、杖を無償で貸してくれるので、ついつい甘えて借りっ放しだったが、月も代わったことだし潔く返却することにした。
今でも時々覚束なくなる時もあるが、まぁその時はお遍路から持ち帰った金剛杖で何とかなるだろうとも考えている。

そこで、前回の杖ネタで書ききれなかったことを述べ、杖暮らしに別れを告げたい。

杖の効用を逆手に取って有効利用している輩がいる。
不良学生やチンピラである。
彼等は奇抜な格好をすることによって、すれ違う人々を寄せ付けない。
モーセの海渡りのように、目の前の途がパッと開けるは正直気持ちが良い。
陰ではイタいと思われながらもあのような格好をするのは、その感覚が忘れられないからなのかなぁと、ふと思った次第なり。

そしてもう一つ…

そんなに困ってなさそうな身障者は敢えて特別視せず、普通に振るまおうとする人々もそれなりに存在する(かくいう私が、健常だった頃はそうだった)。
しかしそういう人々でも「何かあったら助けてあげよう」という気配が垣間見える。
電車で背筋のピンと伸びた御老体に席を譲ってあげるべきか(逆に失礼にあたるのか)、躊躇するような感じで、手にしている本も上の空といった感じの情景である。
これなどは、世知辛い世の中でもまだ捨てたものではないと思える、歯痒くも微笑ましい光景である。

最後にもう一つ…

非常に極稀に、他人のことなど全く気にもとめない人が存在する。
スーパーのレジ前や銀行ATMで絶叫するのは、恐らくこの類の人々なのだろう。

えにぃうえぃ

不自由で面白くないことばかりの杖生活だった(敢えて過去形)が、こんな経験ができたのも杖生活のお陰だと少しづつ思えるようになった。

2021年7月1日木曜日

ロードバイク復活記念日

ママチャリに乗れるようになって約2ヶ月。
膝が上死点に来てもお尻をサドルからズラさなくても良くなり、「これならロードバイク(クランク長170mm)にも乗れるかも…」ということでチャレンジしてみたら呆気なく乗れた(もちろん、またお尻をズラしながらではあるが…)。

故に、ママチャリに乗れるようになった時よりも感動は少ない。
それにロードの場合はペダルにストラップを付けている(引き足も使える)ので、健常な方の脚だけで廻せる。
まぁこれは、遠乗りし過ぎてダメな方の脚が使えなくなった時の避難策として使えるし、何よりパンクしても大丈夫。

つまり、行動半径は格段に広がったが、その分オーバーワークのリスクの増える訳でチト複雑な心境なり。